早池峰山

7月11日(土)
ハヤチネウスユキソウを見に早池峰へ行ってきました。
ご一緒したのはmaronnさんと、久しぶりのnumaさん。numaさん運転ご苦労様でした。

岳からシャトルバスで河原坊へ向かいますが、バスが河原坊で停まりません。
私たちも車内の皆さんもパニックです。駐車場所の関係かなと思っていたら小田越まで行ってしまいました。
次の停車地や降車の合図などのアナウンス一切なし。
どうやら、小田越へ行く団体と勘違いしたようですが、バス会社の連絡不徹底(バス停にはバス会社のスタッフがいてシャトルバスとの無線連絡をしょっちゅう行っていたのに)とドライバーの気遣いのなさなど、いかがなものでしょう。
そんなことで出鼻をくじかれましたが、気持ちを切り替え、携帯トイレを持って小田越からのスタートです。
e0137200_12172394.jpg

青空の下、蚊取り線香だけ着けて樹林帯を歩いて行くとすぐに岩稜帯へ出ます。ここから楽しい岩場の登りと花との出会いのスタートです。
e0137200_12243486.jpg

登山道に沿ってキンロバイやホソバツメクサ、シャクナゲなどが咲いています。
写真をクリックしてください。シャギー感のない絵が見られますよ。
チシマフウロ。
e0137200_12313638.jpg

ミヤマオダマキ。
e0137200_12325979.jpg

ミヤマアズマギク。
e0137200_12341638.jpg

そして、ハヤチネウスユキソウです。
e0137200_12414060.jpg

ナンブトラノオもありました。
e0137200_12431774.jpg

ナンブイヌナズナ。
e0137200_12467100.jpg

沢山の花を見ながら天狗の滑り台へ着きました。
ハシゴが2ヵ所ありますが、高所恐怖症の私でも登りは楽勝です(下りは怖い)。
e0137200_1319163.jpg

この後も急坂は続きます。
e0137200_13233718.jpg

田代平にはヨツバシオガマが沢山咲いています。
e0137200_13281314.jpg

ハクサンチドリ、イワカガミ、ミヤマカラマツなどが咲いている中にコバイケイソウが残っていました。
e0137200_13313257.jpg

山頂へ近づくと、まだありましたよ。チングルマ。今年初のmaronnさん大喜び。
e0137200_13333964.jpg

山頂には大勢の人が休んでおり、さらに次から次へとやってきます。
人の少ない所を選んで昼食を食べていると団体が到着して、リーダーらしき人がすぐ近くを指差し説明。
「この池が早池峰の名の由来で、決して水が絶えることがない・・・。」
へぇー、たまたま座った所がそんなすごい所だったとはビックリ。
この池です。
e0137200_1341123.jpg

帰宅してネットで調べたら、この池は「開慶水」という霊池で、お経をあげるとたちまち水が湧くので「早池の泉」と呼ばれて、早池峰の名前の由来になっているというものがありました。
朝のトラブルを帳消しにする知的サプライズですね。

冷たいパイナップルと餡餅のデザートを食べたら河原坊へ向けて下山です。
我々の下山を待っていたようにガスが出てきました。
岩場の急斜面には登りと同様たくさんの花があって楽しませてくれます。
ハヤチネウスユキソウに蜂がとまっていました。
e0137200_1354279.jpg

打石です。なんだか犬の頭のように見えます。
e0137200_13581137.jpg

別れを惜しむオダマキと下るnumaさん。奥は薬師岳。
e0137200_1402057.jpg

コウベゴオリから沢沿いの樹林帯に入って行き3度ほど渡渉します。
e0137200_1447215.jpg

ピンクのミヤマカラマツがありました。
e0137200_1442856.jpg

これから色づくクガイソウ。
e0137200_145598.jpg

センジュガンピ。
e0137200_1472426.jpg

珍しい赤い色のオダマキがありました。
e0137200_14105987.jpg

花をたくさん楽しんで河原坊へ到着です。満足、満足。
e0137200_1412313.jpg

早池峰は4回目ですが、こんなに花を楽しんだのは初めてでした。
岩場の急坂やハシゴ場があるとは言え、気軽に登れて固有種をはじめとした多くの花を楽しめる素晴しい山です。
オーバーユースからの環境保全や盗掘防止など、この山から考えさせられるものは多々ありますが、特定の山ではなく全ての山を大事にしなければなりませんよね。
ボランティアの皆さんもご苦労様でした。

今回は花に見とれてノンビリのコースタイムです。
9:05小田越-11:25山頂11:50-14:00河原坊

虫除け実証試験報告
スタートから蚊取り線香に火を付けて腰にぶら下げました。上りは風もあり虫の気配なし。
下りは途中から虫がうるさくなり、オリジナル虫除けスプレーをするが、しばらくするとまた虫が寄ってくる、又スプレー、を時々行って下山。結果的に1ヵ所も虫刺されなし。
この日は風もあり虫が少なかったようです。
まだまだ実験継続します。
# by morino1200tb | 2009-07-12 14:52 | 09年登山 | Comments(13)
7月5日(日)
コマクサを見に蔵王へ行ってきました。
天気は期待せずに仙台を出発。エコーラインを登って行っても曇り空のままです。霧雨程度ならOKのつもりで大黒天から歩き始めました。
少し歩くとコマクサ発見。この日同行のmaronnさんも「こんなに早くから見られるなんて」とビックリです。
*写真をクリックするとシャギー感のない滑らかな写真を見られます。
e0137200_23155235.jpg

コマクサの優美さを堪能して歩き続けると、ハクサンチドリや
e0137200_231754100.jpg

マルバシモツケなどが咲いています。
e0137200_23192194.jpg

右手に荒涼とした山肌を見ながら、3月に来た時は強風で大変だったことを思い出しました。
刈田岳に着いてもガスは取れません。
e0137200_23272114.jpg

観光客でイッパイの道を、お釜を見ながらロバの耳分岐から熊野岳です。
この間にもコマクサが咲いています。
e0137200_23353924.jpg

足元を見ると交尾中のキアゲハがいました。
e0137200_013918.jpg

風は強いものの、次第に日差しが出てきました。
熊野岳で少し早い昼食をとって、またロバの耳分岐へ戻り、名号峰へ向かいます。
すると登山道脇にコマクサが咲き乱れています。登山道にも咲いています。踏まないように注意して歩かなければなりません。
e0137200_2343166.jpg

撮影中のmaronnさん。
e0137200_23504713.jpg

コマクサと別れて岩稜帯を降りて樹林帯に入ると、オトギリソウ、ツマトリソウ、シャクナゲなどが咲いていました。
オノエランです。
e0137200_23482458.jpg

追分手前で団体さんと逢いました。カモシカ温泉経由で来たそうです。
こちらのコースは歩いている人がいないので、登山者に合うとほっとします。
追分から進んで振り返ると、不帰の滝が見えました。
e0137200_23572934.jpg

ベニバナイチヤクソウもありました。
e0137200_004995.jpg

名号峰に着きました。
e0137200_021070.jpg

360度の展望というわけではありませんが、振り返って熊野岳を見ると、ずいぶん歩いたなぁーと感じてしまいます。
山頂ではありませんがコマクサのご褒美もありましたよ(場所は秘密?)。
e0137200_09243.jpg

コマクサを楽しんで戻ります。
樹林帯過ぎから名号峰を振り返って。
e0137200_0202661.jpg

岩場を登っていると、ビンズイがいました。
e0137200_0253093.jpg

コンデジだと遠い鳥は追っかけるのが精一杯。ボケボケです。
ロバの耳分岐からお釜を見ながら刈田へ向かいますが、ここもコマクサが沢山咲いていました。
e0137200_029192.jpg

刈田あたりは観光客が大勢いましたが、コマクサへ関心を示しているような人はあまりいないようでした。
希少価値→盗掘する。無関心→踏み荒らす・・・こんなことのないようにしていかなければなりませんね。

蔵王のコマクサは秋田駒や岩手山の群生地とは比較にならない密度の薄さでしょうが、むしろそうした儚げで可憐な姿に心を打たれます。
次第に天気も良くなり、思った以上にコマクサに出会えて、淡いピンクの女王様に癒された山行となりました。大満足です。

さて、虫除けは・・・、出発と同時に蚊取り線香に着火。時々シーブリーズとハッカ油のスプレーをして歩きました。
結果的には刺されませんでしたが、この日は風が強かったせいで虫が少なかったかもしれません。でも名号峰への樹林帯では意外と虫がいたので効果ありかも。
虫除け実験継続して行います。乞う、ご期待!

コースタイム
8:30大黒天-9:30刈田岳-10:30熊野岳10:55-11:05ロバの耳分岐-12:10追分-12:30名号峰-13:00追分-14:10ロバの耳分岐-14:45刈田岳-15:30大黒天
# by morino1200tb | 2009-07-07 01:05 | 09年登山 | Comments(10)
今日は蔵王へ行ってきました。
e0137200_21392193.jpg

コマクサは? 虫除けは?・・・
明日アップ予定! 乞う、ご期待!
# by morino1200tb | 2009-07-05 18:55 | 09年登山 | Comments(4)

月山(本編です)

6月28日(日)
天気予報を見ると何とかなりそうなので、クロユリを見に月山へ行ってきました。
この季節に登るのは初めてなので楽しみです。
ほぼイッパイの駐車場へ着くと、姥沢小屋へ向かう団体を目にし、さらにこれから出発という団体もいます。
うわぁー今日は渋滞かー?と思いながら出発準備。
リフト乗り場へ歩いて行くと、姥沢小屋にニッコウキスゲが沢山咲いていました。
e0137200_23344441.jpg

片道切符でリフトに乗って足元を見るとニッコウキスゲやハクサンチドリが咲いています。
リフト上駅に着くと、沢山のスキーヤーが滑っています。青空の下で気持ち良さそう。
e0137200_23353128.jpg

姥ヶ岳へ向かいますが、雪渓で団体さんがノンビリ歩いています。脇をパスしていきますが、結構シンドイです。おかげで早く姥ヶ岳へ着きましたけど(ハァハァ)。
残念ながら鳥海山は見られませんでしたが、うっすらと朝日連峰が見られ「今年も行くぞー!」と朝日へのモチベーション120パーセントです。
チングルマのお花畑や景色やらを見ていたら、団体さんも上がってきてお花畑を見て歓声を上げています。
e0137200_23362043.jpg

チングルマです。
e0137200_2337034.jpg

金姥へ降りて行く途中も周りはお花畑。
ウスユキソウがありました。今年初です。
e0137200_23374658.jpg

ミヤマキンバイもアチコチにあります。
e0137200_23382842.jpg

カラマツソウ、シラネアオイやハクサンチドリなど花を楽しみながら歩いて行くと牛首過ぎから雪渓です。
e0137200_23432348.jpg

アイゼン不要の楽しい雪渓歩きが過ぎるとまたまたお花畑です。
予告編の写真でもわかるように沢山の花が咲いています。
あきれるほど咲き誇っているハクサンイチゲです。
e0137200_23461833.jpg

イワカガミとキンバイ。
e0137200_23512161.jpg

うーん月山は花の山ですね。
鍛冶小屋あたりでヘリコプターが飛んでいきました。
怪我人収容のようです。
e0137200_2353895.jpg

山頂手前でクロユリは何処かなーと歩いていたら、ありましたありました。
お初にお目にかかりますクロユリさん。
e0137200_23572990.jpg

意外と小さな花ですね。登山道の西側に咲いていましたが、数は少ないようでした。
e0137200_23582643.jpg

e0137200_04046.jpg

ホソバイワベンケイもありましたよ。
e0137200_0415420.jpg

山頂付近は登山者でイッパイ。三角点近くで軽く昼食。隣に居た人がクロユリが鼠に食われて減っていると言っていました。このあたりに鼠が居るとはビックリです。
三角点より品倉尾根方面。
e0137200_018222.jpg

下山時にも沢山の方が登ってきます。老若男女が楽しめる良い山です。
雪渓に下山の団体さんがいます。
e0137200_0292159.jpg

さっさとパスして牛首へ。ここから南下しますが、意外と長く途中から斜度を増す(楽しい)雪渓歩きです。大きなビニール袋をもってこなかったので尻セードできませんでした。残念!

リフトへ向かう道と分かれて姥沢小屋へ向かいますが雪渓は続きます。
短いポールを立ててスキーの練習をしている人たちがいました。
e0137200_0322046.jpg

ここから本来は木道を歩くのですが、雪のため所々途切れます。
e0137200_0353836.jpg

さらに急斜面の雪渓トラバースや渡渉など結構ワイルドで楽しめました。
そしてもっと嬉しかったのは下山路にも沢山の花があったことです。
ショウジョウバカマやマイヅルソウ、シラネアオイ言うに及ばず、ミネザクラやミツバオウレン、ツマトリソウなど多くの花が咲いていました。
水場には何とサンカヨウが咲いていました。
e0137200_0471197.jpg

さらにオオバキスミレ。
e0137200_0491946.jpg

おや、ミズバショウです。
e0137200_0503152.jpg

エッ、タムシバが咲いている。
e0137200_0514346.jpg

ウヮー、リュウキンカの群生だ。
e0137200_0545643.jpg


秋と春(雪山)にしか行っていなかった月山は、このように素晴しい花の山でした。
天候に恵まれ、待望のクロユリを見られ、期待以上の多くの花々を堪能できたことは幸せ以外の何ものでもありませんでした。
今度はどの山でどんな幸せが待っていることでしょう。楽しみです。

皆さん興味津々の防虫スプレーですが、試す前に首を1ヶ所刺されてしまいました。その後あわててスプレー&スーパーバンドを装着。結果はOKでした。
が、少し風もあり、あまり虫もいなかったので、今回の効果は?です。
次回の山行で検証したいと思います。乞うご期待(こればっかり)!

コースタイム
9:55リフト上駅-10:10姥ヶ岳-10:30金姥-11:35山頂(三角点)12:10-12:40牛首-12:50リフト分岐-13:45姥沢小屋-13:50駐車場
# by morino1200tb | 2009-06-30 01:13 | 09年登山 | Comments(12)

月山(予告編)

朝に天気を確認してから月山へ行ってきました。
この山も素晴しい花の山でした。
e0137200_18222273.jpg

待望のクロユリとは逢えたのでしょうか? 防虫スプレーの効果は?
明日アップ予定。乞うご期待(最近こればっかり)!
# by morino1200tb | 2009-06-28 18:26 | 09年登山 | Comments(6)

山歩きと好きな音楽などのお気楽日記です。


by morino1200tb