7月13日 火打岳-小又山 (2)

最上町観光協会主催の神室連峰トレッキングへ参加してきました。
この平均9時間~10時間というハードな縦走トレッキングは毎年8回ほど開催しています。
しかし、早い集合時間、大変なコース設定と日曜日なので翌日休めないのが辛い。ということで軟弱な私は指をくわえていただけでした。
それでも、天気が良さそうなのと火打岳-小又山という魅力に負け、山仲間のマロンさんが行くことになっているということもあり、急遽参加させてもらいました。

神室連峰は、役内口から西の又沢コース-パノラマコースの周回コースで2度ほど登っており、この連峰の持つアルプス的な山容に魅力を感じていました。残念なことに、神室山山頂から見えた素晴しいシルエットの火打や小又へ登るチャンスがなかなかありませんでした。

朝(夜?)3時20分に自宅を出発。思ったより早く5時頃集合場所の最上町東法田到着。車内で朝食を取ったあと登山の準備。受付後(定員30名で私が30番目でした。危ない危ない。申し込みが少し遅かったら参加できませんでした。)小型バスで親倉見登山口へ。

登山口です。山には雲が。
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樹林帯の中をひたすら登って1,050mの槍ヶ先へ到着。ここでようやく展望が開けます。

槍ヶ先から南西方面。右に烏帽子山。そして左の八森山と少し右の一杯森の間に月山が見えます。
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待望の鳥海山です。
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このあたりからハクサンフウロが顔を出しました。今回見たハクサンフウロはほとんどが鮮やかな色でした。
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少し休んで火打岳を目指します。ここからは気持ちのいい稜線歩きです。
中央の登山道の先にあるのが火打岳(の前峰)。
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途中で見かけた何とか蘭。教えて下さい。
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クガイソウがありました。
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1,128mの中先から左に火打岳、中央に小又山、右に大尺山。
火打と小又が並んで見えるのはここだけだそうです。
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稜線はすべて痩せ尾根なので見た目以上に危険で、神経を使いながら歩きます。景色に見とれて歩いていると滑落してしまいます。
もうすぐ火打岳。
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火打岳へ到着して小休止。
ここで新庄側の富貴新道口へ降りる人がいました。ほとんどの人は小又山を目指します。
火打岳から小又山方面。素晴しい稜線です。トンボも沢山出てきました。
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相変わらずの痩せ尾根にアップダウンの連続が続きます。
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火打岳からしばらく降りて、砂利押口分岐で昼食。日差しが強くなってきました。風はありません。私もそうですが、皆さん大分体力を消耗しています。
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昼食後、小又山目指して出発ですが、暑さと急登でペースが落ちます。でも元気な方もいるんですよね。たいした方々です。
がんばってがんばって、いよいよ小又山です(でもまだ遠い)。
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辛いときに慰めてくれるのは、やっぱり花です。
稜線の東側にニッコウキスゲが沢山咲いていました。鮮やかな黄色が疲れた体を元気付けてくれます。
ニッコウキスゲと小又山。
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アップです。
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撮影中のマロンさん。
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ようやく小又山山頂に着きました。
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山頂から見た虎毛山の奥に栗駒山。今回の地震でできたと思われる、大きな土砂崩落の跡が見えます。
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少し休んで大又口目指して下山です。
ちょっと下ったところから神室山と左に前神室山。今は使えない小屋も見えました。
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相変わらずの暑さの中、越途から大又口へ下る急坂には閉口しましたが、何とかたどり着き、沢で顔を洗い、水を飲んだ時には生き返りました。
生き返った人たちと一番元気だったオオカミ犬(隊長です)。
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遠くは東京八王子市、福島県いわき市などから参加された方もいた今回の縦走。大変な思いをしましたが、山の楽しさと厳しさを改めて実感することができ、大変貴重な山行となりました。
大変ハードな縦走にもかかわらず、怪我も事故もなく下山できたことは今回サポートをしていただいた、東法田山愛好会の皆様のおかげと感謝しています。また同行の皆様そしてマロンさんありがとうございました。機会があればまた参加しましょう。

コースタイム
6:35親倉見口-8:40槍ヶ先9:00-10:55火打岳11:10-11:40砂利押口分岐12:20-14:30小又山14:50-17:20大又口
Commented by マロン at 2008-07-17 00:40 x
ハァ、ハァ・・と、荒い息遣いするほどホンマしんどかった山でしたね~でも日が経つにつれじわじわーっと感激が・・やっぱり又行きたい山ですね。良すぎるほどの好天の中、谷からの微風や鶯の声に押し上げられた感じでした。自分で歩いた稜線見ては人間の一歩ってすごい!と思いました。花はショウキランだと思います。クガイソウもオサバグサも見られてラッキーでした。初対面の皆さんでしたが何か温かい雰囲気の山行で楽しかったです!
Commented by numa at 2008-07-17 09:22 x
お二人ともスゴイですねえ。月曜日は仕事、大丈夫だったんでしょうか?
自分は前日の土曜日でしたが、起きたらあまりにいい天気なので、朝飯の後、刈田峠から南屏風までゆっくり往復してきました。
ツアーの一行も含め、ずいぶんたくさんの人が入り込んでいましたね。
芝草平から屏風への悪路が砕石が敷かれ、土留めがされてすっかり歩きやすくなっていましたよ。
近いうちに白石側から不忘山~南屏風岳と、両側からの縦走達成を考えています。
Commented by morino1200tb at 2008-07-17 10:02
マロンさん 本当にお疲れ様でした。東北のアルプスを堪能できてよかったですね。普通の登山ツアーでは絶対に味わえない満足感です。あらためて主催者と同行の皆さんに感謝ですね。
次は朝日連峰へ行きましょうか。
Commented by morino1200tb at 2008-07-17 10:06
numaさん 屏風からの景色良かったでしょうね。朝日連峰は見えましたか?今度一緒に行きましょう。
不亡山~南屏風へ行くのなら、コガ沢経由水引き入道~南屏風~不亡山の周回コースがお勧めですよ。
Commented by 凡ジョビ at 2008-07-17 12:59 x
しかし、まあ、さすがは健脚コンビ、狙うところが違いますね。
morinoさんが槍ヶ先から月山を見ているころ、わたしはその月山でクロユリ探しなどしていました。
こちらも好天でよかったですよ。
Commented by numa at 2008-07-17 13:33 x
morinoさん、ありがとうございます。
南屏風岳で休息をとりましたが、吹き上げてくる涼風と360度の展望は格別で、しばしボーゼン状態でした。
不忘山は自分もジャンボリールートの水引入道からの周回コースを考えていました。
いずれご報告いたします。
Commented by morino1200tb at 2008-07-17 17:28
凡ジョビさん 月山からも素晴らしい景色が楽しめたのでしょうね。今度は泊まりでどこか行きましょう。
by morino1200tb | 2008-07-16 01:56 | 08年登山 | Comments(7)

山歩きと好きな音楽などのお気楽日記です。


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