高安山。朝日軍道の山へ。

5月5日(祝)
SONEさんのお誘いで朝日軍道の山「高安山」へ行ってきました。
高安山は赤見堂岳へ行った時に端正な形で聳えていた印象的な山でした。
そして、朝日軍道の山は2010年 05月に芝倉山へ行って以来の2度目の山です。
夜2時前にSONEさんマスさんと一緒に仙台を出発。初めてお目にかかる鯛金さんと鶴岡の朝日庁舎近くで合流。
東大鳥ダムに車を置いて出発です。
e0137200_191261.jpg

少し歩いて尾根へ取り付きます。
e0137200_19123087.jpg

イワウチワの咲いている藪と、
e0137200_19124860.jpg

雪の急坂を攀じ登って
e0137200_19125759.jpg

まずは609mの三角点へ。
e0137200_19131370.jpg

いくらか穏やかになったブナ林を登って行くと
e0137200_19132076.jpg

ミズバと読める刻み跡のある木を発見。ほかにも数本何やら刻まれていました。
e0137200_1913342.jpg

ここから藪の急坂を進みます。イワウチワが可憐に咲いていますが写真をとる余裕なんてありません。
e0137200_19141465.jpg

雪の急坂も出てきます。
e0137200_19143520.jpg

ようやく猿倉山へ続く雪陵に出ると視界が広がります。朝日連峰北端部。
e0137200_19153940.jpg

そして、美味しいマスさん特製のケーキでひと休み。
e0137200_1916866.jpg

ワカンを履いて雪陵を登って行くと、
e0137200_1916274.jpg

前日に付いたとみられる鉄砲打ちのワカン跡(谷から登り、また谷へと向かって行っていました。)を発見。そして新雪の上に新しい熊の足跡です。(^^;)
e0137200_1917193.jpg

左側を見ると摩耶山です。
e0137200_19165679.jpg

そして猿倉山付近に来て、ようやく目指す高安山が見えてきました。
鯛金さん、魅入っています。
e0137200_19173239.jpg

ここから左側に回り込み、左肩の稜線を進むのですが、ここまで約3時間半。下って登っての繰り返しが待っています。本当に行けるのか?
SONEさんから「今日はここまで。」の声はなく。「ここからは楽ですよ。」とニコニコしています。

それでも進んで行くと昨年歩いた湯の沢岳と母狩山が見えて励まされます。
写真中央の稜線が鱒渕へ続く朝日軍道の尾根道だとSONEさんに教えてもらいます。
e0137200_19174787.jpg

小雪庇を尻滑りしたり、急斜面をトラバースしたりと進んで行くと兜岩と高安山が近付いてきました。
e0137200_19182067.jpg

そして、何とソーラーパネル付きのロボット雨量計が出現。
資材はヘリで運んだにせよ、どんなルートで来て作業をしたのか興味津々です。
e0137200_19181550.jpg

稜線は高さのある雪庇なので兜岩の近くまで行き、
e0137200_19185374.jpg

雪崩を警戒し、デブリを避けるように大きく回りながら一旦降り、また急斜面を登ります。
e0137200_19185694.jpg

小休止してブナ林を進みます。
e0137200_19194026.jpg

トラップ(ヒドンクレバス)に落ちたりしながらアップダウンして、
e0137200_1919393.jpg

最後の小ピークに来たら、山頂目指してまっすぐ行くだけ。
e0137200_19202751.jpg

ここを登って、
e0137200_19202165.jpg

山頂に着きました。やったー!
e0137200_19205137.jpg

朝日方面は曇っていますが360度の展望です。
月山。
e0137200_19205938.jpg

赤見堂岳。
e0137200_22163665.jpg

障子ヶ岳。
e0137200_19213699.jpg

山々がまさに重層する景色に圧倒されます。
山名板の代わりに青布(綿100%です)を結んできましたよ。これを見たらmorinoの青布だと思い出して下さいね。(^^)
e0137200_19261999.jpg

月山をバックに記念撮影。
e0137200_19262240.jpg

山頂からの展望を堪能したら、強風で寒いのでサッサと下ります。
e0137200_1927471.jpg

麻耶山地を横に高安山を撮影のマスさん。
e0137200_19271153.jpg

デブリを巻いて兜岩下部の尾根に来て一安心。
e0137200_19275065.jpg

次第に光線の具合がよくなり、月山が白く輝き始めてきたらマスさんがトラップに落ちました。でも大丈夫。
e0137200_19274212.jpg

高安山と以東岳をバックに鯛金さんとマスさん。
e0137200_19282017.jpg

急斜面のトラバースを嫌って藪の痩せ尾根を下ります。
e0137200_19282260.jpg

尻滑りした小雪庇をガシガシ登って、
e0137200_1929375.jpg

猿倉山へ向かいます。
e0137200_19285469.jpg

猿倉山の雪原からは周囲の山がはっきりと見えるようになりました。
月山。
e0137200_19293641.jpg

梢越しに障子ヶ岳。
e0137200_19292612.jpg

去年2回行った以東岳。肉眼で以東小屋が見えました。
e0137200_19301454.jpg

うっすらと大朝日岳も見えましたが防水コンデジでは無理。
出発時が曇天だったので遠望は無理と判断してデジイチは車に置いて行ってしまったのが悔やまれる展望でした。(T.T)

周囲の山を楽しんで急降下の開始。
e0137200_1931691.jpg

途中から滑落を警戒して藪尾根を下ります。
e0137200_19312736.jpg

イワウチワを撮影する余裕も出てきました。(^^)
e0137200_19315930.jpg

朝の急斜面を避けて緩斜面を進んで道路に到着です。
e0137200_19323972.jpg

鯛金さんが嬉しそうに滑っています。
e0137200_19333775.jpg

車道を歩いて駐車地点に到着。皆さんお疲れ様でしたー。
e0137200_19335037.jpg

コースタイム
5:35駐車地点-5:40尾根取付き-6:45三角点(609m)-9:00猿倉山付近-10:00ロボット雨量計-12:10高安山12:30-13:05昼食休憩13:30-14:10ロボット雨量計-15:10猿倉山付近-16:25三角点(609m)-17:00車道-17:05駐車地点
e0137200_19343173.jpg

帰路は赤見堂岳へ行った時と同様に水沢温泉で汗を落とし、寒河江の中華料理「味蔵」へ。
今回は坦々麺+半炒飯セットでした。旨い。
e0137200_19345185.jpg

朝日軍道の山、特に道の面影もない残雪期にだけ行ける山は、その歴史ロマン漂う雰囲気とは裏腹に厳しい山でした。
仙台2時出発と聞いた時から大変な山と思い、本当に行けるかあまり自信がありませんでしたが何とか猿倉山を経て高安山の山頂を踏むことができました。
これも高安山は10年ぶりで2度目という山の達人のSONEさんのおかげです。
10年前に行った道の無い山のルートを覚えているとは驚きです。下りも的確にルーファイしてもらいました。達人ならではです。
初めてお目にかかる鯛金さんは弁慶山地や丁山地を駆け回り、三面から南俣沢まで鼻歌を歌いながら歩くと噂に聞いていましたので、どんなに怖い人かと思ったら、私と同年配の気さくでチャーミングな方でした。
そしていつも明るく、美味しいものをみんなに振る舞う素敵なマスさん。
皆さんに勇気付けられて歩くことができました。本当にありがとうございました。
Commented by ranger3yuji at 2013-05-05 23:09
お待ちくだされが二つ、待ち遠しいです。
Commented by morino1200tb at 2013-05-06 17:16
yujiさん こんにちは。
とりあえず一つアップです。(^^;)
Commented by maro4070 at 2013-05-08 21:47
鯛金さん、お元気で何よりです。
行けなくて、画像を食い入るように見ていました。
それにしても、11時間半はすごいですね。(^o^)
展望も素晴らしい。
Commented by SONE at 2013-05-08 22:18 x
お疲れ様でした。
赤見堂岳よりも心も体も満たされる山でしたね。
前は4月に登りましたが、今回は藪漕ぎ箇所が多かったので、よりハードな山行となりました。
すべてが上手くいった感じですが、最後の高速の渋滞だけは余計でしたね。
Commented by 鯛金 at 2013-05-08 22:36 x
お疲れ様でした。
ハードな山でしたが、とても思い出深い山になりました。皆さんとご一緒のお陰です。
360度の大展望が全て山山山というのは朝日の一角にいるんだと思い知らされますね。素晴らしかったです。
maroさん、お会いしたかったですね。
Commented by morino1200tb at 2013-05-08 23:30
マロ7さん ご一緒できなくて残念でした。
やっぱりハードでした。
でも満足ね。(^^)
Commented by morino1200tb at 2013-05-08 23:36
SONEさん お世話様でした。
お蔭様でめったに行けない山へ行けました。
今まででも最高の部類に入る山行でした。
車道に降りて「無事下山!」と思ったのは飯豊の梶川尾根を下った時以来かもしれません。(^^;)
高速の事故渋滞はオマケということで許しましょう。(笑)
又よろしくお願いします。
Commented by morino1200tb at 2013-05-08 23:46
鯛金さん お世話様でした。
ハードでしたが皆さんのおかげで歩けました。
あの山々の重なりは素晴らしかったですね。
鯛金さんの軽々と歩かれる姿はさすがです。
またよろしくお願いします。
Commented by みいら at 2013-05-09 05:19 x
おお、鯛金さんもご一緒でしたか。
充実の山行のようでしたね。今の私の体調では無理でした。^^;
写真で楽しませて頂きました。(^_^)v
Commented by ranger3yuji at 2013-05-09 10:55
午前2時に出発で、12時間の歩きとは驚きです。睡眠は?ハードでしたね。それだけに達成感は半端じゃない。お天気で良かったですね。自分も写真で楽しみました。
Commented by morino1200tb at 2013-05-09 21:19
みいらさん 今晩は。
ご一緒できなくて残念でした。
赤見堂岳に続いてのロング山行でしたが、厳しさはこちらが上ですね。
猿以外に誰にも遇わないハードながら素晴らしい山旅を堪能できました。
Commented by morino1200tb at 2013-05-09 21:25
yujiさん 今晩は。
夜7時過ぎに就寝しましたので睡眠時間は大丈夫でした。
次第に天気が良くなり、下山時の猿倉山あたりでは良い景色を見ることができてよかったです。
全てが印象的な素晴らしい山行でした。これもSONEさんのおかげです。
Commented by utinopetika2 at 2013-05-09 22:26
最近は越境が多いですね。
お隣の県はまだ真っ白な山が多いようで、しばらく春山を楽しめそうですね。
みなさん、パワーあるなぁ〜。
Commented by tk18412004 at 2013-05-10 06:25 x
す・すごい!! 皆さん体力がありますねー。
ただただ感心茫然、うらやましく読ませていただきました。
午前2時出発、11時間ですか・・・。

素晴らしい写真が撮れましたね。
私も一緒に登った気分で楽しませていただきました。
Commented by ナカシィ at 2013-05-10 08:34 x
おはようございます。
深い山旅でしたね。
語り尽くせないのではないかと思います。
下山は17時だったのですね。
Commented by morino at 2013-05-10 12:39 x
utinopetika2さん こんにちは。
遠いところは苦手なのですが (早起きが)、魅力的なところだと行ってきます。でも最近の越境は品倉、赤見堂と今回ぐらいですけどね。
>パワーあるなぁ〜。
夏と違って体力消耗が少ないせいかも知れませんね。(^^)
Commented by morino at 2013-05-10 12:43 x
tkさん こんにちは。
素晴らしい景色にパワーをもらいながら、なんとか歩いてきました。
デジイチを車に置かなければ、もう少しイイ写真を載せられたのですけどねー。残念でした。
Commented by morino at 2013-05-10 12:48 x
ナカシィさん こんにちは。
こちらは次第に天気が良くなってきましたが、ナカシィさんたちは残念でしたね。
本当に深い山へ踏みこんだなーと実感できる山行でした。
その分深い感銘も受けましたよ。
Commented by miyagi1305 at 2013-05-11 10:48
やはり超ハードな山だったのですね。日程的に無理だったのでした
が、日にちが合ったとしても体力的技術的に無理だった、と記事を読んで思いました。
青麻の帰りは銀座食堂でしたか。
私もひさしぶりに食べたくなりました。
Commented by morino at 2013-05-11 20:57 x
ebiyanさん 今晩は。
>体力的技術的に無理だった
何をおっしゃいますか。ebiyanさんなら絶対大丈夫。
次から次に出てくるハードルと景色に体のことなど考えられませんでした。周りの展望と同行の方々に元気づけられて歩けましたよ。
銀座食堂はgoodですね。(^^)
by morino1200tb | 2013-05-05 22:39 | 13年登山 | Comments(20)

山歩きと好きな音楽などのお気楽日記です。


by morino1200tb